横山政宣初代会長の後任として、令和7年4月の総会で会長を拝命いたしました。
私に課せられた任務は口腔システム補綴学分野に関わってきた皆様の繋がりを絶やさないこと、また依田教授のもと新体制となった医局を支援し続けることであると理解しております。在局時代のご恩を少しでもお返しできるよう、精一杯努めてまいる所存でございます。
発足後10年近くは順調に継続されてきた綴友会の活動ですが、数年前に発生したコロナ禍の影響で一時期中断されました。その後幸いにも活動を再開することはできましたが、この期間中に世界の一般常識が大きく変化し、「人が集まる」ことの意味や意義を改めて問われたように個人的には思っております。それゆえ会を存続させるのみならず、発展させていくためには時代の流れに即した変化が求められると考えます。新執行部が中心となりその道を拓いて行きますが、一般会員の皆様にもぜひご指導・ご鞭撻を賜りたいと存じます。ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
東北大学大学院歯学研究科口腔システム補綴学分野
教授 依田 信裕
東北大学大学院歯学研究科口腔システム補綴学分野の同門会「綴友会」は、前教授の佐々木啓一先生の代に医局に在籍された先生方の会との意味付けの下、2012年4月1日に横山政宣先生を初代会長として設立されました。発足当時より幹部の先生方を中心に組織整備が図られ、これまでに医局を巣立って行かれた先生方と医局との接点、またOG/OB同士の接点を作る大切な場として発展を遂げ、同門の先生方の絆をより強くする役割を果たしてきました。
私は、2003年に口腔システム補綴学分野に入局し、2024年3月より当分野の教授に就任いたしました。まず、綴友会の先生方には、これまで医局に対しさまざまなご支援を賜っておりますこと、現役医局員の立場として改めて深く御礼申し上げます。そして、今回の教授就任にあたり、綴友会継続の意思を汲んでいただきました横山前会長、久保圭新会長をはじめ、新旧幹部の皆様にも心より感謝申し上げます。綴友会継続にあたり、佐々木啓一教授は名誉会員として、横山政宣会長も名誉会長として、今後も綴友会に関わって頂けることになりました。これにより、これまでの会員と現医局員、そして今後新たに入局するであろう医局員との繋がりも築ける場として、綴友会が大きく発展することを心より願っております。
綴友会は、今後も総会の開催や会報の発行など、これまでの活動続けてまいります。また、幹部を中心に新たなイベントも考案していくつもりです。今後とも、皆様のご理解、ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。